米国株 影響: 大 弱気
米中首脳会談「成果乏しく」、S&P500が1.2%急落・半導体株に売り
トランプ・習近平首脳会談が具体的な合意なく終了。失望売りでS&P500は7,408ドルへ下落。NVIDIAやIntelなど半導体株が特に大きく売られた。
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何が起きたか
トランプ大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談が5月14〜15日に北京で開催されました。会談前は「米中関係の改善期待」から株式市場が上昇していましたが、具体的な合意内容が乏しく終了したことで、市場はいっせいに失望売りに転じました。
S&P500は前日比 -1.24% の 7,408ドル で取引終了。ナスダックは -1.2%超 の下落となりました。
会談の結果
トランプ大統領が発表した主な内容はこちらです:
- 中国がボーイング(BA)の航空機を200機購入する意向
- 中国が米国産石油の輸入拡大を検討
- 農産物の購入拡大についての「あいまいな約束」
市場が期待していた関税の大幅な引き下げや、テクノロジー分野での具体的な取り決めは発表されず、投資家の失望を招きました。
半導体株への影響
会談前日(14日)に「中国向けのNVIDIA製AI半導体(H200)の販売が一部承認された」というニュースで半導体株は急騰していました。しかし会談の成果が期待を下回ったことで、翌15日には利益確定売りが加速しました。
| 銘柄 | 5/15の動き |
|---|---|
| Intel(INTC) | 約 −7% |
| NVIDIA(NVDA) | 大幅下落 |
| AMD | 大幅下落 |
| Micron(MU) | 大幅下落 |
ボーイングはなぜ下がったか
中国が200機の航空機を購入するという発表があったにもかかわらず、ボーイング(BA)の株も下落しました。これは「200機という規模が期待より少なかった」という判断によるものです。市場では事前に「大型合意があるのでは」との期待が先行していました。
初心者のポイント
「期待で買って、事実で売る」 という相場格言があります。今回の動きはまさにその典型例です。良いニュースが事前に株価に織り込まれると、実際のニュースが出た時点で売られることがあります。
今後の注目点
- 米中間の追加の貿易協議の行方
- NVIDIA向け中国輸出規制の緩和の範囲
- 中国経済の回復速度とAI関連需要
参考ソース
#米中関係#貿易#半導体#地政学#S&P500